愛してるなんて云えないから
この胸のトキメキを
どうすればいいかなんて
悩んでみたり。

キスをしようか
甘い甘いとろけるような
キスをしようか

貴方に届かないこの想いも全て捨てて
貴方の幸せの為に尽くすから
せめて、
せめて甘い、とろけるようなキスをひとつ。

貴方を愛してるだなんて云えないから、
貴方が笑っているうちに、
泡になってきえてしまおうか?

それで俺が天国にいけるなら、
貴方が笑ってくれるなら、
誰かが貴方を必要としてるなら、
それが貴方の幸せだとしたら、


貴方を手放すしか方法がないのなら、

喜んで俺は泡になって消えるから。

貴方の為に貴方の為に貴方の為に貴方の為に
違う、只々自分の為に
この想いは叶わないと判っているから
少しでも逃げ道を作っておかなくては。

そうでもしないと辛いんだ
眠れない夜は思い出す
貴方が俺を呼ぶ声を。

『裕太くん』

嗚呼、愛してるなんて絶対云えない。
この胸のトキメキを
どうすればいいかなんて判らないんだ。

 キスをしようか
 甘い甘いとろけるような
 キスをしようか

なんてチープな言葉が云えたら。

貴方に届かないこの想いも全て捨てて
貴方の幸せの為に尽くすから
せめて、
せめて甘い、とろけるようなキスをひとつ。

貴方を愛してるだなんて云えないから、
貴方が笑っているうちに、
泡になってきえてしまおうか?

人魚姫もこんな感じで
報われない恋心は何処かへ置き去り
毒は見る間に拡がって
泡になって消えてゆく

人魚姫は幸せでしたか?
人魚姫は幸せでしたか?

俺は未だに判らないんだ
この恋の行く末が本当の愛だなんて。

神サマなんて信じない、
天国なんて在りえない、
これがエゴでも
これが罰でも
人魚姫の幸せは
王子と愛し合うことだったんだから。