
赤は健康と仕事に効くパワーのある色。
白は、原点にもどり、一からやり直す純粋な色。
緑は「安全」「健康」のパワーがある色。
黄色は、金運の色。
じゃあ、一体、君は何色?
クレパス
赤、青、黄色、白や紫・・・・。
色は僕が思っているよりもずっと多くて、
その組み合わせでまた新しい色が出来る。
例えば黄色と青で「緑」
例えば青と赤で「紫」
そして、全部の色を混ぜてしまえば「黒」
小さい頃、絵を描くのが好きだった。
いろんな色を使って、いろんなものを描いた。
母に誉められて、とても嬉しかったのを覚えてる。
けれど結局、子供のお遊び。
絵の具もクレヨンも押し入れの中、
ひっそりと僕が絵を描くのを待っている。
だけど、もうそんな日がこないことを僕は知っている。
絵を描くことよりも大切なものを見つけたから。
大切な人が出来てしまったから。
その人の気を引くだけで精一杯。
だから僕はもう絵は描かない。
けれどそんな決意などあっと言う間に崩れてしまう。
いつだったか、
・・・そう僕が珍しくノートに落書きしていたときだ。
「へー不二って絵も上手いんだな」
「そんなことないよ」
「手塚、不二に肖像画でも描いてもらえば〜?」
「・・・そうだな、必要になったら不二に頼もう」
君の云った何気ないその一言で
僕はとても嬉しくなった。
家に帰ったら押入れを探してみよう。
きっと待ちくたびれた絵の具やクレヨンが
僕を迎えてくれるだろう。
そしてまた君という色が作り出される。
きっとキレイな色なんだろうと思うと
なんだか無償に嬉しくなった。
例えば黄色と青で「緑」
例えば青と赤で「紫」
ねぇ、僕と君なら何色だろう?
答えは神のみぞ知るってやつかな。
真っ白なクレパスに描かれた、
君と僕が笑ってる。
END