ええと、これは一月の某日の記録である。
なんだか間違っているところに黄色のマーカーを引きなさい、だって。(投げやり)




朝、突然「海が呼んでる」と思い、全財産を持って山を登ろうとする。
全身緑の格好できたことを後悔し、家に戻り母親に家出かと尋ねられる。

逃走。

山を越えて海へ。
目の前に見えたものは・・・・、


荒々しくも波が立てる冬の日本海ならぬ太平洋。


そういえば、日本海を見たのはこの間の沖縄が初めてなのでは?と思う。
その荒々しさは穏やかな湖とはレベルの違うと海の偉大さを知る。
とりあえず、波と戯れる。
貝殻の拾っては捨てての繰り返し作業を行う。
浜茄子の女神というなにやら怪しげな像を奉っている場所に行く。

ざざーん。

ざざーん。


近づくこともままならない。


ざざーん。

ざざーん。

ざっぱーん。


少々の濡れを覚悟する。


いざ、出陣。



ざざーん。

ざざーん。

ダッシュ。


ちょこん。(これは本人が浜茄子の女神に触れた音である。)



ダッシュ!!!!!


浜茄子の女神像のご利益はまだない。







海にもそろそろ飽きはじめる。
近くの、とはいっても一時間近くかかるデパートに赴く。
本屋、CDショップ、100円均一へ。
とても女子高生とは思えない店選びに多少切なくなる。

ちなみに椎名林檎姫のDVDが欲しかったのだが、
店頭で販売していないようだったので諦めることにした。

とりあえず、おもちゃ屋さんの前のベンチに座る。

そこで、見たものとは・・・!!!!!



振動によって動く犬・ウサギ・ブタの大乱闘。



説明しよう。まず、一匹の犬(かわいい)が吠え出すのだ。
その振動に種類の違う犬(いかつい)が反応し、うなりはじめる。
傍にいた犬(割とかわいい)たちが過敏に反応を見せ、
その振動がつい上段で待ち構えているウサギにまで達するのだ。

 

こうなったら誰にも止めることなど出来ない。

 

ウサギは何故か上下に振動するので、
折角の枠組がガショガショ音を立て始める。
そして更にその隣に君臨するブタさえもが歓喜の悲鳴を上げることになる。


音でいうなれば、

ワンワン→バウウウ→キャン喜屋武キャン→ガッションガショション→ブー。


お判りになったであろうか。
これが1分間続くのだ。常人ではもはや立っていることさえできない。
きっとその為のベンチであることを初めて実感した。



まだあのブタは売られもせず、あそこに君臨しているのだろうか。
気になってまた旅にでそうだ。





さて、一人でオムライスなぞ洋風の食事を楽しんだ後、
また来た道を戻ろうとシャカリキで自転車をこぐ。

そして、いまだに一度も通ったことのない新しい道に惹かれ、やってきたのは








海。






(またかよっ)




その日二度目の海は朝に比べるとだいぶ穏やかになりつつある。
とりあえす、携帯で記念撮影を行う。
撮る。撮り捲る。ひたすら撮影。

近くにいたおじさんに声をかけられる。

「なんか撮れるのか?」

答える。

「海が(荒れてて)すごいなぁと思いまして。」

おじさんのお言葉。

「海もみたことないのか?」







・・・太平洋くらいは。








その後、近くの日本一長い(過去の栄光)滑り台を、年若いお母様方に
温かな侮蔑の目で見られつつ、無邪気に遊ぶ子供たちを遮りながら滑り降り、
尻が痛くなったところで家に帰りました。

そして家族から散々「家出ッ子」と笑いものにされる一週間。
今は「外に出なさい」といわれる引きこもり人種ですが何か?