永遠に続いてゆくと思われていた世界が、

音を立てて崩れ行く日。

僕らは最後まで手を繋いでいましょう。

針のように鋭い、

けれども小さな痛みが僕らを貫いても、

貴方を離したりしませんから。

いつまでも離したりしませんから。

 

 

けれども永遠に近いこの日常が、

壊れていかないことを望みます。

そうしたら貴方の笑みが見られますから。

僕の一等好きな、貴方の微笑み。

僕は恐れているのです。

貴方がいつか居なくなってしまうことを。

僕はとても嫌うのです。

貴方の笑みが儚く消えてしまうことを。

だって、貴方が一等好きだと、

僕はまだ伝えていないのです。

 

 

だからこうやって貴方が求めてくる愛情を、

素直に返せないでいるのです。

愛されてる自覚はあるのですが、

与える側になると、

僕はどうしようもなく不器用になるのです。

 

嗚呼、もどかしい。

 

とりあえず、貴方がいつまでも離さないと

云った手を無理矢理ほどいて、

貴方がまた繋ぎなおして

嬉しそうに微笑むのをみたら、

優しく笑んであげましょうか?

これが今の僕が出来る愛情表現だから。

 

 

 

 

 

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あとがき

久々に策士的な観月を書きました。

無理矢理ほどくんですよ??

せっかく赤澤が繋いでくれてるのに。

でも、赤澤はすぐに繋ぎなおしますよ。

それが嬉しくってまたほどいてみたり。

うわ、バカップルじゃん。(笑)

2002/10/13