4/2
何のヘンテツもない、ただの春休みの日。
だけど僕にとって、とても、
とても大切な日。




「だだだだーん!亜久津先輩、発見ですっ!」
「ちっ」



亜久津先輩は公園で煙草を吸っていた。
今日は雨が降っている。



「こんなところで、何してたんですか?」
「うっせーな、ほっとけ」
「駄目です!
 優紀ちゃんに連れ帰れとの命令が下ってます!」
「・・・・。」



先輩はため息をつく。
そしてチラリと、茂みを見た。



「何かあるですか?」



僕はごそりと、その茂みを覗く。


「ばか、止めろ」


先輩が僕を止めようとするが、
僕の方が少し早かった。








そこには、傘で守られている
小さな花があった。










ちょうど咲き始めた頃なのか、
その花はとてもキレイで。





「別に、濡れたらしおれんだろ?」




照れくさそうに先に歩き出す先輩の後姿を見て、
こんなに優しい人が生まれた日を
心から愛しいと思った。





エンド


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4/2はアクツの誕生日。おめでとう、あっくん!!_