君は青空の似合う人


出会った時はかなり日差しが強い日で、
それが眩しくて、僕は何度も目を細めたのだった。
それから何回も君に出会って、何度か声をかけられて、
その出会いが、偶然じゃないと知ったときにはもう、
もう君の虜なのでした。


「知りませんでしたよ、仕組まれていただなんて。」

そう云って僕がなじると、決まりが悪そうに笑う君。

「偶然だとばかり思っていました。」

僕が一人のときに必ず現れる、君。

「好きですよ。」

僕だけを見ていてくれる君。

青い空は何処までも続いていくのでしょう?
僕が知らない、はるか遠くまでも。
手を伸ばしても掴みきれない青い空。
僕が知りうる君という青空。
一点の曇りもなく、淀みもない、そのまっすぐな視線に
僕は囚われてしまったから。

君は青空の似合う人。
僕の大事な、大切な人。